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北海道の木造校舎「増毛小学校」は、廃校・木造校舎の訪問が目的でしたが、その体育館に有るピアノが自由に弾いて良いとネットで知りました。
6月から9月までの毎日曜日にしか一般公開されておらず、せっかく北海道へ行くのだから、この期間限定された「増毛小学校」でピアノを弾くのを最大の目的として旅行日等の時間調整しました。
見学者が時々来ましたが、ピアノを弾こうという人は居ないよおで、思いっきり30分ほど弾きました。
2025.6.1





北海道の北端「ノサップ岬」を見て、「稚内副港市場」のピアノの有る場所へ行くと、ほとんど人気が無く、だれも居ません。
さっそく「月光・一楽章」を弾き終わったら、今までいなかったバサマ・ジサマ・孫の三人連れが椅子に座っており、拍手して「良かったよ」と言ってくれました。
ありがとうございます、でもけっこう間違ってたんだけどなぅぁ・・言わないでおこう。
2025.6.2


道の駅「浜頓別」も、だれもピアノを弾いてないので30分ほど弾きました。 2025.6.2






道の駅「しむかっぷ」は相変わらず、だれもピアノを弾きません。
けっこう長い時間ピアノを弾きましたが、だれも立ち止まらず、次に弾くような素振りの人も居ませんでした。
2025.6.10




北海道の廃校巡りで「緑郷小学校」へ来ると、工事の人達が体育館で話をしていました。
聞いてみるとアライグマ被害により来月校舎を解体するそうです。
撮影許可をもらって校舎内を案内してもらうと、体育館にピアノがポツンと置いてあり断ってピアノを弾かせてもらいました。
このピアノが音を出して曲を奏でるのも、これが最後の勤めだろなぁ・・、今まで、数々の音楽の先生がこのピアノを弾いていたでしょうが、今はどうしているでしょう・・と思いながら弾くと、我ながら哀愁を帯びた「月光」を弾けました。
これを見られている時には、すでに校舎は解体されて更地になっていると思います。
2025.6.11



道の駅「剣淵」でピアノ「月光」を弾くと、側でアイスを舐めながらパネルを見ていたオバハンが、突然「月光」のメロディラインをハミングし始めました。
ハミングは、しっかりとメロディを歌いあげて腹の底から声を出しており、ピアノの三連符が伴奏のように聞こえ、なかなか良いですねぇ、こんなの初めてです。
どこかのコーラスグループに入ってるにしては、「月光」というクラッシックを歌うとは大したもんだと思いました。
途中で失敗したので苦笑いしながら「どうぞ」とピアノを勧めると、「声楽の方ですから・・」と言って断ります。
どおりで普通のオバハンが「月光」のメロディを歌える訳が無いと思い、それにしても声楽をやっていたのならばピアノ位は弾けそうなもんだが・・
次に「秋のスケッチ」を弾くと「韓国の唄か?」と聞くので、何でそんなユスリ・タカリをする大嫌いな国名が出てくるんじゃ・・と思ったがそこは黙って、作曲者名を言いました。
2025.6.11
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